「畳の上を土足で歩くようになる」と自身が活躍できる社会になるとでも言うのだろうか

畳ハイヒールがおじさんのフェチなのかどうかは私には定かではないが。

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ただ、おじさんにとって「畳」が日本的なものや閉塞感の象徴であり、それを打ち壊すことでおじさんが活躍できる社会になるかどうかというと、果たしてそうはならないと思われる。仮に、そういう社会で活躍できるほどおじさんが優秀なのであれば、今の日本社会においてもすさまじい活躍を見せていることであろう。

実際にアメリカ合衆国を見てみればいい。移民をどんどん受け入れた結果、一方で「フツー」の自国民、特に白人中流層が内需向けサービス業の雇用を奪い合っている状況になっていることはトランプ大統領への支持を見てみれば分かることであろう。

アメリカと言えば西海岸やニューヨークといった発展した大都市の先端企業が注目されるが、そこで働ける人というのはごくわずかの優秀な人のみであり、誰しもがそういった先端企業で年俸数千万円という金額で働いているわけではなかろう。

私も日本の慣習に問題がないとは決して言わないし、一方で改善できる点は改善するべきであると考えているが、今のアメリカ合衆国の現状を見ている限り、それをぶっ潰したとこですべての国民にとって、特に「フツー」の人が全員確実に幸せになれるかと言えば決してそう言い切ることはできない。

それ以前に、著名人に発言を取り上げられたことを喜んでいるような、おじさん自身が「権威」にひれ伏している状況であるである以上はその「権威」とやらがなくなったらそういうわけにはいかなくなる。

よい発言はその人の身分によらず純粋に評価されるものの、一方でその発言に問題があればその身分を問わず叩かれることになる。例え問題のある発言を行っても「この人は偉い人であるからこの発言は正しい」、「この人の思想は正しいからこの人の発言は正しい」、「著名人に発言が取り上げられたからこの発言は正しい、間違っていると主張する奴はおかしい」と言えなくなるということである。

つまり、おじさん自身が「権威」に甘えている以上、仮に日本における不条理な慣習をぶち壊したところで逆に不都合なことが起こるのではないだろうか。

平成30年2月13日 23時45分追記

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上記まとめの中において沖縄についてまるで楽園であるかのように触れているが、前にも言った通り、なぜおじさんは沖縄における「ムラ社会」やそれに関連する自殺者の数貧困問題についてなぜ取り上げることがないのだろうか。

ちなみに沖縄には本土人差別も存在し、人より抜きんでた優れた能力を持つような人もまた白い目で見られる以上、前述の移民国家の先進企業で年俸数千万円の仕事をしているような人は真っ先に叩かれると思われるが、おじさんはそのあたりどう考えているのだろうか。

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