どこの緯度おじさんかと思うくらいのクソ提言

で、この法案を実現するためにはまずは地方に彼らが望む働き口を用意する必要性があるとは前エントリで書いたとおりであるが、ただそれを現時点で実現できるとは到底思えんわけでねぇ。

東京23区の大学、定員規制=一極集中是正へ新法も-政府:時事ドットコム

別に、地方出身者が都市の学校で学ぶ分には問題無いと思われる。ただ、この件の最大の問題は地方出身者が学校を卒業して生まれ故郷に帰ってきたところでまともな働き口がなく、結局大都市の企業に勤めざるおえないということである以上はそこを是正するべきであろう。

仮に、彼らが都市の大学や専門学校でなんかしらの知識を身につけたとしても、彼らが身につけた知識を技術を必要とする職場は地方には農協や漁協、役所、銀行などの事務員や工場や工事現場における現場監督、あとは学校や病院(医学部卒業)程度しかなく、横文字社名の投資銀行や大人気のゲームを開発していたり、生活を変えるようなサービスを開発するかもしれないような今をときめくIT企業、テレビで頻繁に宣伝を打っているような大企業の企画開発みたいな仕事に就けるわけでもない。

問題はそういった仕事に地方にいながら就けるようにする必要があるわけであるが、最近であれば新幹線や航空機のような高速な輸送手段やデータを高速でやり取りでき、テレビ電話もできるような在宅勤務にも十分使える広帯域な通信回線が地方にも敷設されてはいるものの、残念ながらそれらが有効に活用されているとは言い難い状況である。

そこで改善するべきは規制緩和でそれらをきちんと活用できるようにすることであるが、そこにメスを入れない以上は単に緯度おじさんの差別発言を実現しただけになることであろう。

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