キャリアがテザリングを頑なに拒絶する理由

なぜMNOのテザリングは有料で、MVNOは無料なのか (1/3) – ITmedia Mobile

つまり、当時のMNOの料金プランに対する考え方は、「定額制料金プランにはいまだ技術的に上限は設けられない。そのため、ネットワークの負荷になるような「使い方」を制限することで、使われすぎて赤字になったり、ネットワークが専有されて他のお客さまに迷惑が生じたりすることを防ぐ」というものだったのです。この頃は、ガラケーやスマートフォンの1バイトと、PCが使う1バイトは必ずしも平等でなく、携帯電話会社がお客さまの利用用途に介入してくることが当たり前だったということです。

過去の話に関しては、有料コンテンツの情報料に係る決済手数料というのも大きいのではないだろうか。

昨日フィーチャーフォンに契約したわけであるが、情報のテロップ表示サービスである「iチャネル」になんと150円の情報料が必要となるらしい。

ちなみに、auの場合は同じようなサービス(EZニュースフラッシュ)を利用する場合は基本的な機能は無料で使えた記憶がある。ただ、auの場合は配信方式が異なる(BCMCS)という事情もあるため、無料で提供できるのかもしれないが。

と話は逸れたが、フィーチャーフォンの時代は本当に何をするにも通信料だけではなく、コンテンツに対して情報料を支払わなければならなかった。今では考えられないが、ちょっとニュースを見ようにも課金を要求され、ちょっと地図を見ようにもまた課金を要求されるような状況であった。

それで潤うのはコンテンツプロバイダだけではなく、手数料収入という形でキャリアもまた潤うわけである。そういった形で通信料に比例して手数料収入をキャリアが得られることでそれを原資にある一定の設備投資を行うことも不可能ではなかったことから、キャリアは端末単体の通信を優遇したのではないだろうか。

一方で、パソコンなどの外部機器による通信は帯域を食いつぶすだけで情報料による収入を得られることは無い。そう考えると、無駄に回線を食いつぶし、それによる設備投資の必要性が増すだけでろくな情報料収入が得られることのない外部機器の接続に関して、キャリアが冷遇するのは当然のことであろう。

ちなみに、MVNOに関してはその貸し出されている帯域の中でどれだけ通信が行われようがMNOの回線品質に影響を与えることがないことから、別に何をされてもキャリアにとっては痛くも痒くもないということも事情としてあるのではないだろうか。

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