ソフトバンクが5G周波数割り当てで「負けた」理由

たぶんソフトバンクが株価対策か何かで書かせた提灯記事であるかと思われるが。

ソフトバンクが5G周波数割り当てで「負けた」理由 | inside Enterprise | ダイヤモンド・オンライン

第五世代携帯電話向け帯域の割り当てについて、ソフトバンクが申請を行っていた3700MHz帯および4500MHz帯において、希望よりも少ない1枠のみの割り当てになったとのこと。

だが、ソフトバンクの宮川潤一副社長は「今回の周波数割り当てでそれほど背伸びする必要はない」と意に介していない。一見するとエリアカバーが不足しているように見えるが、「われわれがターゲットにしているのは、21年末までに90%を超える人口カバー率」(宮川潤一副社長)と強調する。総務省が求めた4500区画を埋めていく設備展開よりも、あくまで「人の利用」にこだわって5Gネットワークを構築する方針だ。

 ソフトバンクが具体的にどの地域からエリア展開するかは不明だが「5Gの端末(スマートフォン)は21年頃に広がる」(宮川副社長)と想定しており、それに向けて人口密集地からいち早く電波を届けていくことを考えているもようだ。

 5Gでは、地方や山間部の工事現場や工場施設などBtoB用途が増える。総務省が従来の人口カバー率ではなく、人のいない地域も含めて均等にカバーを求めたのはこのためだが、それに素直に応じて設備投資金額を積み上げたのがドコモとKDDIだった。これに対してソフトバンクは「今後5年はまだまだスマホが主流」(同)とみて、今回の周波数割り当ての範囲では、個人ユーザーの普及を優先する。

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それに関して、上記記事では工場や工事現場における自動化の実現などの総務省の意向によるものであるとしているが、別に意向もくそも無かろう。

逆に言えば、むしろ機械的に決められたと言ってしまって問題はないと思われる。

5G電波、割り当て決定 ソフトバンクは希望より1枠少なく – ITmedia NEWS

上記URIより転載した画像であるが。これの「H」、すなわち周波数利用効率を見れば一目瞭然であろう。

NTTドコモが1MHz当たり32.1万契約、KDDIが22.54万契約に対し、ソフトバンクは17.1万契約。

すなわちNTTドコモの半分程度、KDDIの7,8割程度の利用効率でしかない。

そう考えると、本来より逼迫した事業者や新規に事業を開始したいと申し出た事業者に優先して割り当てるべきなのではないだろうか。

逆に言えばソフトバンクには新たな帯域の割り当てよりも周波数利用効率の向上を求めるべきであるし、例えばNTTドコモがソフトバンクと同一のサービスを行うにあたって周波数帯域の割り当てを求めれば、ソフトバンクに割り当てられている帯域の倍を割り当てるべきなのではないだろうか。

他にも、楽天以外に新規参入を希望する事業者が存在する場合、他社と比較して効率の悪い無駄な利用方法では同社のような事業者の機会を奪うことにもつながりかねない。

そう考えると、総務省は「利用効率」という観点からももう少し議論するべきなのではないだろうか。

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