
ハムログを使うためにWindows環境が必要になったものの、MacBook Airのディスク容量という面でそこにWindowsをインストールするのは今や難しいことと昔購入したdynabookにWindows 7を入れて使用するのもまた性能面で苦しい、それ以前に壊れかけているため、新たに購入することにしたのがこのマシンである。
いざ使用してみると性能面でも普通に使えるため、今や迷走中のmacOSからWindowsへの将来的な乗換えも視野に入れて常用してみることにした。
天面は写真ではわかりにくいものの、中古であるため残念ながら相当傷が多い。それもこの価格(2万円程度)なら仕方ないと割り切れるものである。もう少し高値で購入していたら多分販売店に文句を言っていることでしょう。
裏面、残念ながらMacintoshほどきれいではない。ちなみに、右上の蓋を開けるとCPU冷却フィンにアクセスでき、そこに細い棒を突っ込めば掃除できるようになっている。
高さは10円玉の直径より若干高い程度。MacBook Airのような薄型のマシンと比べたら相当分厚いものの、凹凸は抑えられており、カバンの中に入れて持ち歩く際も以前の松下のマシンと比較して引っ掛かりが抑えられており、入れやすくなっている。
右側面には右からLAN端子、USB、SDカードスロット、電源入力。
左側面は左からHDMI出力、アナログRGB出力、USB2口。HDMIを搭載しているため、テレビにもそのまま接続することができ、家庭でテレビにビデオを映し出して大画面で鑑賞するといった用途にも利用できる。
キーボードは6列配列。キータッチは比較的軽く、浅いものの特に問題を感じることはないが、ただエスケープの隣に「半角/全角」キーを置くこの配列だけはどうにかならないものだろうか。
時々入力切替を行おうとして誤ってエスケープに触れ、入力した内容が全部飛ぶなんてこともよくあるので。
他にも、残念ながらそれが選べないことが選択肢に入らない一つの理由でもあるUS配列のキーボードも選べるようにしていただきたいところである。
SXシリーズの特徴でもある光学ドライブはパームレストの一部が蓋になっており、スイッチを操作するとその蓋が開くという構造になっている。
この仕組みはCF-S8辺りから採用され、筐体の強度の向上と小型化の両立に一役買っていると思われる。
CPUはCore i5 2540M 2600MHzを搭載。標準電圧版CPUを搭載することによりパフォーマンスの向上に一役買っていると思われるが、その影響からか冷却用ファンの音が非常に大きいのが残念な点である。
メモリは標準で4GB搭載されていたが、適合するメモリを自宅で偶然見つけたため搭載し、現在6GBとなっている。
ちなみに、このマシンでフルハイビジョン解像度のHEVC動画が特にコマ落ちすることなく再生できた。もちろんAVCに関してはビデオカードのデコーダーを用いて低いCPU負荷で再生することができる。
パフォーマンス評価はグラフィックスが若干弱いものの、ワープロや表計算、Web閲覧に動画再生程度であれば今でも十分すぎるほどの性能である。
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