ヘイトスピーチに反対する団体はなぜJASRACヘイトに反対しないのだろうか

一方で、それに加担しているようにも見えなくは無いわけであるが。

韓国デマサイトは広告収入が目的 運営者が語った手法「ヘイト記事は拡散する」

ヘイトスピーチに反対してる皆さーん、JASRACに対して事実無根の情報を流してヘイトしてる人がいますよ、山ほど。それに対して何で批判しないんですか。

まず、JASRACの徴収額と分配額に対する割合から

情報公開 JASRAC

http://www.jasrac.or.jp/profile/disclose/pdf/2015/2015_report01.pdf

もう少し手数料を取っているものかと思ったが、それに関してJASRACが情報を意図的に隠しているというならまだしも、公開している以上は謂われも無いデマであろう。もちろんその中での分配方針に問題があるという批判もあるかもしれないが、それにしてもこの件とはまた話は別であろう。

それ以前に、JASRACが無かったら権利者である音楽家個人が個別に権利管理をしなければならなくなり、その手間は莫大なものになることは目に見えている。例えば馬鹿売れしている歌謡曲の場合は問い合わせ先の窓口にひっきりなしに電話がかかってくることは目に見えている。

もちろん権利者の許可を取らずに著作物を使う輩も出てくることが考えられるが、それに対する取り立てや場合によっては訴訟を起こすにしてもそのコストやイメージダウンを恐れて泣き寝入りする可能性も極めて高いことが考えられるが、果たしてそれが権利者である音楽家にとって本当にあるべき環境なのかといえばやはり問題であろう。そう考えると、JASRACは音楽産業の維持のために必要な汚れ仕事を引き受けてくれていると見ることも出来る以上、そこはきちんと評価するべきなのではないか。

確かに、同じ教育目的であるダンス教室やフィットネスクラブ、カラオケ教室やボーカルスクール、カルチャーセンターからは使用料が徴収されているわけであり、その交渉が何年も前から行われていたことは容易に推測がつく。確かに昨日今日JASRACが著作権料の徴収を始めると主張したのであれば唐突であるという批判をするべきであるが、この場合は明らかに音楽教室側がゴネているとしか思えないわけである。

ちなみに、これに近いものとして民間の経営するパソコン教室があるが、そこも「アカデミック版」という形ではあるもののきちんとソフトウェアメーカーに対価を支払って正規のライセンスを取得した上で生徒にソフトウェアの使い方を教えているし、現実に違法コピーソフトウェアを使用していたパソコン教室が訴えられるという事件も起こっている。

今回の件はまさに多額の利益を上げているパソコン教室が「教育目的であるからソフトウェアを無償で使わせろ」とソフトウェアメーカーにゴネていたり、ソフトウェアメーカーの方針に対して外野から「宣伝になるから無料で使わせたれ」と要求するようなものであろう。いずれにせよおかしいのではないか。

音楽教室から著作権料徴収へ JASRAC方針、反発も:朝日新聞デジタル

JASRAC、音楽教室から著作権料徴収へ 業界は反発「演奏権及ばない」 – ITmedia NEWS

ヤマハ、河合など「音楽教育を守る会」結成 JASRACの徴収方針に反対 – ITmedia NEWS

そういうわけで、新聞社や各メディアもJASRAC側が唐突に支払いを要求し始めたかのように記事を書くのもまた問題であろう。

「音楽教室から使用料をもらいたいと思わない」――「残酷な天使のテーゼ」作詞者、JASRACの方針を疑問視 – ITmedia NEWS

宇多田ヒカル、JASRACの方針に「学校の授業では私の曲を無料で使って」 : スポーツ報知

仮に、10年以上前からJASRACが交渉を続けているのであればその件はある程度会員に周知されているはずであり、知っていてもおかしくは無い以上その時点で自身の楽曲をJASRACの管理下から引き上げるなり、自身の定義する「教育」からは徴収しないようJASRAC側に要求するという選択もとれたはずであろう。

現状見ている限り、彼らがそういう動きを見せたとは思えない以上、いまさら批判するのは間違っているのではないか。

そういうわけで、謂われも無いデマを基に現在JASRACヘイトが行われているわけであるが、なぜそれらを批判しないのだろうか。

2 Trackbacks / Pingbacks

  1. 相変わらず特大ブーメランを投げているようであるが – ももかん
  2. 所詮いわゆる「嫌儲思想」であろう – ももかん

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