互換品/非正規サービス潰しというのもあるかもしれない

もう一つの理由として、互換品や非正規サービス潰しというのもあるかもしれない。

最新PCやスマートフォンがバッテリーを取り外せない理由 (1/2) – ITmedia NEWS

当該記事ではその理由として、デザインや電池の品質向上による交換の必要性の低下が挙げられているが、今でも長時間充電できない環境下に置かれる人や劣化した電池の交換のためにマシンを預けてられる時間の無い人にとってはユーザによる電池の交換に対応してほしいという需要は数多いものであろう。

一方で、メーカー側はそれに逆行する動きに出ているわけである。

最近のMacBook Airにおいてはキーボードの配列の変更を伴う交換を行った場合は必ず正規サービス店でトラックパッドに記録されているキーボード配列の情報を書き換えるかトラックパッドごと交換が必要になり、過去のTouch IDによるError 53問題も記憶に新しいと思われる。

他にも特殊ネジを使う、継ぎ目に封印シールを貼り、それをはがすと分解の痕跡が残るようにするなどユーザによる分解を妨害するようなメーカーもあり(無線機器の場合は勝手な改造を阻止する目的もあるかもしれないが、ハードディスクやメモリ、電池程度であれば交換できるようにしておいてもよかろう)、それらもMacBook Airのタッチパッドの記事にあるように非正規サービス店を潰す目的が大きいことであろう。

もちろん非正規サービス店による修理や素人修理、互換品に起因するトラブルに対して対応してられないというメーカー側の言い分も理解できないことはない。もちろん私も正常な動作のために原則正規品や正規サービスを用いることを推奨しているが、自己責任で互換品や非正規サービスを用いるという選択をも奪ってしまうことは問題なのではないだろうか。

そして、非正規サービスが正規サービスで拾いきれていない需要をカバーしているという現実があるのであれば、メーカー側もその需要に可能な限り対応し、逆に妨害ではなく正当な手段で非正規サービスを潰すことが必要なのではないだろうか。

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