所詮いわゆる「嫌儲思想」であろう

もし仮に、JASRACをはじめとした著作権管理団体が無ければ音楽家個人が著作権法について学習するか弁護士を雇うなりして個別に許諾のための窓口を用意し、「利用したい」と申し出た個人や団体に対して個別に許諾を出さなければならない、利用する側としても各楽曲ごとに個別に権利者全員へ許可を取らなければならなくなる。

また許諾を得ず、場合によってはその許諾を得るために必要な利用料を支払わずに著作物を利用する不届き者が出てきた場合は催促や訴訟という手段もありえるわけであるが、仮にそれを音楽家や歌手個人が訴訟を起こすとなるとコストがかかるのはもちろんのこと、JASRACが取り立てを行うことであれだけ叩かれてる現状、確実にイメージダウンにつながるわけで、そういう理由もあり、多少問題があれども音楽家はJASRACをはじめとした管理団体を利用しているわけで。

なぜ、JASRACは世間から「カスラック」などと叩かれるのか? – まぐまぐニュース!

さらに悪い事に、著作権者がJASRACが徴収した利用料についてデータの開示を求めても知らぬ存ぜぬの一点張りで、一切情報公開に応じないとのこと。

前にも言ったが、JASRACの徴収額と分配額や収支は公開されているわけであり、それをあたかも隠しているかのように主張した上で攻撃する行為はどう考えても問題であろう。

もし仮に、公開している資料に明らかに問題があるというのであれば、管理を委託してる著作権者が今頃協会を訴えていてもおかしくは無いはずであり、いまだにそれが行われていないということはすなわち著作権者自身が納得して管理を委託しているのではないだろうか。

それ以前にこの方針自体に問題がないと言えるわけではないが、零細音楽家の製作した楽曲が大ヒットするみたいな事情が無い限りは演奏される回数は少ないことは目に見えてるわけであり、そう考えると分配される金額も少なくなってくるのは当然であろう。

わたしのFacebookの友人も自分のライブで自分の曲を歌うのに著作権料を請求されて裁判を起こしたのですが、そういった例は枚挙に暇がありません。

何をもって「自分の楽曲」と主張するのかは分からないが、仮にその楽曲の製作に他者が食い込んでいれば決して「自分の楽曲」といえる状態ではなくなり、これに関連して世間が「アーティスト」と呼ぶ「歌い手」個人に支払われる「印税」と「著作権利用料」を混同することもまたミスリードを誘っている以上問題であろう。

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