Mac mini (Early 2005) (Ubuntu 16.04.4 Server LTS)

PowerPC版Mac miniにLinuxディストリビューションをインストールしてWebサーバに仕立て上げてみる。

Mac mini (Early-2005)

販売当時、Macintoshとしてはあまりの価格の低さから驚きを持って迎えられたMac mini。その低価格からWindows他非Macintoshユーザがこぞって購入し、Macintosh普及の起爆剤となったことを覚えている人もいるのではないだろうか。

特徴としては名称に含まれる”mini”という言葉の通り、とにかく筺体が小さいこと。そのため、当時からサーバとして利用している人も多く、その後、Appleからも公式にサーバとして利用することを前提とした、Mac OS X Serverをバンドルした機種が販売されたほどである。

そういう経緯もあり、Windowsユーザであっても所有しており、今では使い道がなく押し入れの中に眠っているということもあるのではないだろうか。もちろん持っていなくても今となれば5千円程度までで手に入るため、ちょっとしたおもちゃとしてサーバを構築して遊んでみるというのもいいのではないだろうか。

ディストリビューションの選定

過去には様々なディストリビューションがPowerPC搭載Macintoshをサポートしていたが、AppleがPowerPC搭載機種を販売終了してから10年以上経った今、開発を停止したりサポートを打ち切るディストリビューションも増えてきている。

2016年11月3日 Debian 9 ‘Stretch’でPowerPCアーキテクチャのサポートを中止へ:Linux Daily Topics|gihyo.jp … 技術評論社

現在もある程度サポートが続いているディストリビューションには次のものがある。

他、Linuxディストリビューションではないが、NetBSDや実験的ではあるもののFreeBSDもインストールすることができる。あと10年ほどはなんかしらの形で利用することができるのではないだろうか。

今回はインストールが手軽にでき、若干サポートが続くUbuntuをインストールすることにした。

インストール自体は特に問題なく出来るものの、ディスクイメージをダウンロードしそれを光学メディアに書き込む際、このイメージがCD-ROMの最大容量より若干大きいため通常の書き込みソフトウェアで書き込むことができない。

そのため、オーバーバーンに対応している書き込みソフトを利用する、もしくはDVDに書き込む必要がある。

書き込んだらそのままディスクを挿入し、キーボードの”C”釦を押しながら起動する(俗に言われる「C起動」)。そうするとyabootの画面が起動するので

boot:

と表示されているプロンプトの次に

install video=ofonly

と入力してReturnを押す。そうすると、インストーラが起動する。

Ubuntu インストーラ

あとはインストーラの指示に従って進めていけばそのままインストールができる。