過剰な自己顕示欲と承認欲求の成れの果て

コンビニのおでんを指で突っついた映像を投稿したことによりWeb上でいわゆる「炎上」を引き起こした20代男性の話。

店のおでん「指でツンツン」男の「罪」 コンビニ側「刑事的な処分求め相談」 : J-CASTニュース

そして、「最近では、おでんがはやりですね。それも触っちゃう!」と叫ぶやいなや、男性は、ケースの中のおでんをいきなり右手の人差し指でつつき出した。「ツンツン、ツーンツン、ツンツンツン…」。こんな奇声を上げて、「あっついわ!」とつぶやいた後、経営するスポーツ専門店が改装中だとPRして右手でガッツポーズを作った。
この動画は30秒ほどの短いもので、撮影者は別にいるらしい。販売中のおでんを指で触る不衛生行為に見えることから、情報サイトが2016年12月7日に批判的なニュースを流した。その後、2ちゃんねるでもスレッドが立ち、ユーチューブにも動画が転載されるまでになった。
男性がインスタグラムなどに投稿した動画や画像では、ほかにも問題が指摘されている。
9月8日の動画では、海辺で拾ったというカギを警察などに届けずに、堤防の上から海に投げ入れて大笑いしていた。また、2月ごろには、骨を折って病院のベッドで休んでいる友人にパック入りの生卵を投げたり、マヨネーズをかけたりする動画もアップしていた。その結果、ベッドが汚れており、友人が看護師から問い詰められたことも自慢げに明かしていた。

最近いわゆる「バカッター」と呼ばれる違法もしくは社会通念上不適切とされるような行為を撮影し、それをSNSに投稿する行為が増えてきているが、その原因として過剰な自己顕示欲および承認欲求が原因では無いかと私は考えている。

そもそも日本社会においては人事評価でもそうであるが、「肯定」よりも「否定」から始まることが多い。例えば何かしらの功績を残したとしてもそれが肯定されることはそうなく、否定されることが残念ながらこの国では多い。

そこで否定ばっかりされてきたらどうなるか、承認が得られないことでより承認を求める方向へ走る。それが健全な方向へ走ればまだ良いものの、大した能力が無い場合は「バカッター」みたいなことに走るものも中には出てくるであろう。

しかも、多くのSNSサービスには特定のユーザを特別視、もしくは差別視するような機能が搭載されており、場合によってはブロック機能などで当人の視界からユーザを抹殺することも出来る。そうした機能により、「閲覧者は身内だけ、誰も見ていない」と思い込んでバカッターのような行為に走る、また都合の悪い意見を投げてくるユーザを目の前から抹殺した結果、流れてくる主張は自身にとって都合の良いものばかりとなり異論反論は無いと考え主張が過激化し、集団のカルト化を引き起こすというのもまた増えているのかもしれない。

3 Trackbacks / Pingbacks

  1. 「いいね!」の快感が中毒になる理由 – ももかん
  2. 「バカッター」は商売なのか?そんなことは無いと思われる – ももかん
  3. 日本がそこまで排他的とは思わんけど – ももかん

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