15年前の端末を使ってみる ~ NTTドコモ N2701

今使っている端末(P-05C)はスライド式のものであるため、どうしても画面に傷がついてしまう。

そのため、折り畳み式端末を購入しようかと思い探していた時、某オークションサイトでこの端末を見つけたので物は試しにと購入してみた。

N2701

N2701、NECが製造していたW-CDMA(FOMA)とPDC(mova)のデュアルモード端末で端末に記載されていた製造年月は平成15年12月、今から15年程前の端末である。PDCは言うまでもなく今やどうあがいても使用できないが、FOMAはまだまだ使用可能である。

アンテナが搭載されていることに古さを感じるが、今でもこういった端末が普通に販売されていそうなほどデザインには特に古さや違和感を感じない。ちなみに、このアンテナはPDC用であり、W-CDMA用のアンテナは下部の送話用マイクの下辺りに内蔵されている。

接続端子

接続端子はPDC用のものではなくFOMAのもの。

開いた状態

開いた状態。NTTドコモのロゴが古いくらいでここも特に古さを感じることは無い。

SIM挿入

挿入するSIMはこの間契約したFOMA契約のもの。新ロゴなのがやけに違和感があるが。

ネットワーク探索

電源を投入するとNTTドコモのネットワークにきちんと接続し。

待ち受け画面

アンテナピクトもこのように表示され。

自局番号表示

自局番号も読み込まれ、通話通信が可能な状態となる。時刻が設定されていないが、残念ながらこの時期の端末には時刻の自動設定機能が搭載されておらず、それはさらに先の901iSシリーズ以降になってからでないと利用できない。

ちなみにこの端末は2GHz(UMTS Band I)オンリーではあるものの自宅ではいわゆる「バリ3」、行動範囲内でも「バリ3」で電波状況には何ら問題は無い。ただ、エレベータの中や山の谷間みたいなところに入ると若干電波状況が悪くなり、最悪圏外に落ちることがあるものの、かつてFOMAサービス開始時に言われていたほど今やそのカバーエリアは悪いとは思えないほどである。

特に大半のエリアが2GHz帯でカバーされている東名阪、特に都市部やそのベッドタウンとなっているような地域においては日常的な利用において困ることはそれほどないと思われる。

画面は2.2型のTFD液晶で65,536色表示、解像度は横176画素、縦198画素となっている。さすがに今となっては相当荒く感じるが、電話帳を閲覧する、メールを送受信する程度ならこれでもまだまだ十分使えるのではないだろうか。

iモード

iモードもこのように簡略化されたメニューではあるものの、一応使える。

NTTドコモのWebサイト

今となってはNTTドコモのWebサイトですら門前払いされてしまう状況ではあるものの。

毎日新聞

対応しているサービスも意外に多いため、ニュースを見るなどの用途にはまだまだある程度使えるのではないだろうか。他にも着信音(着メロ)を配信しているWebサイトもまだまだ対応しているところがあるので自分好みの着信音を見つけて設定することもできなくはない。

背面液晶

背面の液晶にはこのように時計や電波状況を表示したり。

背面液晶 アナログ時計

アナログ時計を表示させることもできる。メール着信時には送信者のアドレスも表示される。

カメラは30万画素のものをしており、オートフォーカスやマクロ撮影機能は搭載されていない。作例は以下のとおりである。

N2701 カメラ作例

こちらも今となってはかなり荒っぽい、別の言い方をすれば「味のある」写真が撮影できる。

このように、今でも契約の有効なSIMさえあればNTTドコモであれば15年以上前の端末でも普通に使えてしまうわけであるが、これも「普通」のことではないらしい。現に国内でNTTドコモと同じW-CDMAでサービスを展開しているキャリアの最初期に販売された端末は今では使用できなくなっていると聞く。

古い端末でも普通に使えるのは同社が基地局を独自開発しており、そういった古い端末でも受け入れられるように基地局を設計しているためであり、ある意味同社の技術力の賜物と言えるかもしれない。

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