ASUS ZenPad S 8.0

ZenPad S 8.0

4年ほど前に購入し、以前より開発環境として使用していたMeMO Pad HD7の動作の遅さがあまりにも気になるようになってきたため、買い替え時期かと思い買い替えることにした。

その時携帯電話キャリアが自社ブランドで販売している端末と迷ったが、キャリアがプリインストールしているソフトウェアもSIM無し運用を前提としているためそもそもいらないことや仮に通信契約を結ぶとしてキャリアの施策で安価に手に入っても結局携帯型の無線LANルータやテザリングを利用することから契約手続きや料金の支払いが鬱陶しいためキャリアブランドの端末は選択肢から除外することとした。

そこで同機種が中古で2万円程度で手に入ることを知り、とある店に行ったところ付属品無しで傷が多い同機種が1万5千円程度で販売されていたため、どうせ開発環境に使うだけと割り切ったうえでACアダプタもそこまで高価ではないと思い、迷わず購入することにした。

ちなみに、ACアダプタに関しては以前購入したAMD64アーキテクチャでWindows搭載のスレート型端末「Venue 8 Pro」のものがそのまま使用できた。現状特に熱を持つ、唸りを上げるみたいなことはないようである。

詳しいスペックについてはメーカーのWebサイトをご覧頂くこととして。

ASUS ZenPad S 8.0 (Z580CA) | タブレット | ASUS 日本

同機種にはリビジョン違いの

Z580CA-**32

Z580CA-**32S4

が存在し、それぞれの違いは画面の大きさや解像度、記憶領域や主記憶装置の容量など基本的な部分はほとんど変わらないものの、末尾がS4の新リビジョンはCPUの性能が落とされ、カメラの画素数が削減されており、その分価格が抑えられている。

リニューアル発売するZenPad S 8.0 Z580CAは値下げされた現行モデルがお買い得! : ASUS好きのZenBlog(ゼンブログ)

ちなみに、私が購入した端末は旧リビジョンのようでCPUの最高クロック周波数は2333MHzとなっていた。

Z580CA CPUスペック

500MHzのクロック周波数の差はさすがに大きいとは思われるものの、よほど負荷をかけない限りは差が出るとは思えないこととそもそもこの手の端末にカメラの画質を求めるものではない以上、より安価になった新リビジョンもある意味十分お買い得と言えるのではないだろうか。

Z580CA カーネルバージョン

ちなみに、この端末は前述の通りAMD64アーキテクチャである。そのため、ARMアーキテクチャで動作させることを想定して開発された一部のソフトウェアがきちんと動作しない可能性が極めて高いため、あらかじめ使いたいソフトウェアが決まっている場合はそのソフトウェアの動作実績をきちんと調査してから購入されることを推奨する。

私の環境ではブラウザやMUAなど一般的に使われているソフトウェアや普段使っているソフトウェア、開発中のソフトウェアは概ね動いたため、おそらく問題はないと思われる。だが、一昔前の話では一部動かないソフトウェアも存在すると言われていたため、やはりきちんと調査しておく必要があるのではないだろうか。

ZenPad S 8.0

外観、7.9型でアスペクト比4:3、QXGA解像度(横1536ピクセル、縦2048ピクセル)のTFT(IPS方式)液晶を搭載。発色も極端に色が誇張されている、色が飛ぶ、極端に青いもしくは黄色いということもなく、概ね満足できる品質である。

ちなみに、前述の通りIPS方式の視野角の広いTFT液晶を搭載しているため、この端末を用いて出先で機密情報を扱いたい、覗き見が気になるといった場合はそれなりの対策が必要になることであろう。ちなみに、横からの覗き見を防止する保護フィルムも販売されているようであり、こういった商品である程度対策することが可能と思われる。

上下の網目状のカバーが取り付けられている部分はスピーカーとなっており、これでステレオで音声を再生することができる。音質もそこまで悪いことはなく、軽い音楽鑑賞であれば十分使えるレベルなのではないだろうか。

動画再生デモ

このように、動画を再生させていても、電子書籍を閲覧していても、Webサイトを見ていても、その解像度の高さからか私の目ではまず画素を感じさせるようなことは一切ない。

MeMO Pad HD7との比較写真

MeMO Pad HD7との比較、画面が大型化されていることから全体的に大きくなり、アスペクト比の違いから横幅も長くなっている。

MeMO Pad HD7との比較 裏面

裏面もさすがに高額でかつ上位機種でもあることから、合成皮革が貼り付けられていたり、全体的に高級感のある仕上げになっている。

MeMO Pad HD7との比較 二段重ね

重ねてみたところ。やはりMeMO Pad HD7と比較して若干大きい。

MeMO Pad HD7との比較 厚み

厚みの比較も明らかに薄くなっている。持ち上げてみたところはじめに思ったのは「軽っ」、それもそのはず同じく所有しているiPad 2と比べたらなんと半分以下(298瓦)の重量である。

釦類

搭載されている釦は本体右上の写真右から電源、音量それだけである。

外部接続端子は

ヘッドホン端子

ヘッドホンと

フラッシュメモリ挿入口

外部フラッシュメモリ、

USB端子

そしてUSB端子。USB端子に関してはMicroUSBではなく最近採用が始まったType-Cであるため、既にスレート型端末を所有していて予備の充電用ケーブルを持っているなどの場合は買い替えが必要な場合もあるかもしれない。

外部フラッシュメモリはMicroSDが利用できるようになっており、SDHC/SDXCに対応している。最大容量は128GBまでとなってはいる(PDF)が、ユーザによる検証結果では200GBのものも使えるようである

ヘッドホン端子は音量ゲージの4分の1から半分程度でER-4Sが十分鳴らすことができ、音が割れる、低音がスカスカ、高域が出ない、ひどい雑音みたいな音質的に特に問題になるところはないが、唯一の問題として3極プラグのヘッドホンを使うとうっすらハム音が聞こえる。

本当にうっすら聞こえる程度であるため、J-POPなどダイナミックレンジの小さい楽曲であれば再生中に気になることは無いが、クラシック音楽などの無音部分の多い楽曲の場合それが相当目立つことと思われる。前述の通り基本的な音質は問題ないため、そこは残念なところである。

無線LAN

細かいところでは無線LANが5GHz帯に対応したのは大きいところ。近年の無線LANの急速な普及に伴い、都市部では干渉するほどアクセスポイントが存在する今日においてその混雑を回避するために5GHz帯を使いたいというニーズは頻繁にあると思われる。そういう場合でも同機種では対応できる。

Z580CA 内蔵記憶領域

内蔵記憶領域もAndroid OS搭載機としては比較的大きい32GBという容量のものを搭載し、普通に使う分にはまず不足を感じさせることはない。

そういうわけで、開発環境として割り切って購入したものの、想像以上に使えたことから今のプログラム開発が完了した後、当分の間持ち歩いて使うことになるかもしれない。

平成29年10月19日 23時45分追記

カメラの作例、リンク先は無加工の写真である。

作例1

作例2

作例3

作例4

やや周辺部に歪みが目立つものの、SNSに掲載する程度の写真であれば十分使えるのではないだろうか。期待はそれほどしていなかったため、これだけ使える画質が得られることには驚いた。

だが、フラッシュが搭載されていないことから撮影は必然的に明るい場所に限られる。

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