MacBook Pro (Early 2008)

大画面ノートが欲しかったのと昔からのアルミニウム筐体のMacintosh(PowerBook G4とか)への憧れから、今から約10年前のモデルではあるものの、現在サポートされているOS X 10.11が動き、最悪Windowsも動くことからもうしばらくは使えるのではないかという思いで某オークションで9千円ほどで入札したら落札することができた。

動作未確認のジャンク扱いでかつACアダプタが添付されていなかったため、それを同じオークションサイトで探して落札し、通電とDVD-ROMの読み込み、USB端子の動作を確認したところ問題なく動作。

しかも、年式から考えるとほとんど使用感の無い相当綺麗な筐体であったため、本体とACアダプタの合計金額である1万2千円以上の価値が優にあるのではないかと思われるところである。

MacBook Pro (Early 2008)

本当に目立った傷や汚れは無い。キーボードもほとんどテカリがないことからほとんど使われていなかったのかと思われるほどである。

全体的な作りもさすがに当時25万円という比較的高価格で販売されていたこともあり、しっかりしている。国産某社のマシンで以前にそれ以上の価格で販売されていたマシンもあったが、それと比較にならないくらいに作りはよい。

ただ、PowerBook G4(Aluminum)の頃からでもそうであるが、筐体の素材であるアルミニウム-マグネシウム合金自体が比較的柔らかいため、本体を落下させたり、本体に衝撃を加えるなりしたら一発でアウト、歪んでしまう。そこは気をつけなければならないポイントであろう。

以前使っていたPowerBook G4の12型モデルの話であるが、天板に猫が物を落としたかなにかで致命的なほどの破損は無かったものの、一部が凹むということがあった。

PowerBook G4と撮影

PowerPCバイナリを動かすために動態保存しているPowerBook G4(Gigabit Ethernet)とのツーショット。そちらは約16年前のマシンではあるため、仕様面では既に使い物にならないものの、今でも「新型です」と言ってしまえばそのまま通用するレベルの古さを感じさせないデザインである。

MacBook Pro 液晶

画面も年式を感じさせないほど鮮やかでかつ明るく表示されている。その明るさは明るすぎて室内で使用する際は輝度を最高にするとまぶしすぎるほどである。

MacBook Pro天板の傷

唯一目立つ傷が天板のこれだけ。

MacBook Pro裏面

裏面も目立った傷はなく、中古ではよく外れていることの多いゴム足もきちんと揃っているのには驚いた。ちなみに、電池もある程度使えるみたいで2時間程度駆動できるよう。

MacBook Pro 左側面

インタフェース類、左側面は左から電源(MagSafe)、USB、音声入力、音声出力、ExpressCardスロット。このExpressカードのおかげで今でも拡張カードを取り付けてUSB 3.0の高速通信を利用するなんてことも可能。

MacBook Pro 右側面

右側面、左からUSB、IEEE1394(FireWire 400)、同じくIEEE1394(FireWire 800)、LAN、外部モニタ出力(DVI)。外部モニタ出力はデュアルリンクDVI対応で大型モニタに高解像度(横2,560ピクセル、縦1,600ピクセル)で表示させることも可能である。

インタフェースは一通り揃っており、IEEE1394でビデオカメラを接続したり、もちろんUSBの周辺機器を使用したりといったことも可能である。

前述の通り一通りの動作確認が完了したためOSをインストールして使ってみることとする。ただ、標準ではメモリの容量は2GBしかないため、このまま10.11をインストールして使用することは非常に厳しい。そのため、自宅にあったマシンをほじくり返して2GBのDDR2 667MHzメモリモジュールを外し、移植することにした。

MacBook Pro メモリスロット蓋

メモリ交換のためにはまずは電池を外し、電池上のカバーを留めている三本の螺子を外す。

MacBook Pro メモリスロット

螺子を外し、螺子が留まっていた場所をつまんで持ち上げると蓋が開き、このようにメモリスロットにアクセスすることができる。

OS X 10.11システム情報

10.11をインストールしたところ。今回購入した機種はMB133J/Aそのままである。OSをインストールしてからファンの動作も確認してみたが、どうやら正常に動作し、放熱も問題なくなされているようである。ちなみに放熱に関してであるが、長時間使っていると底が触ると熱いくらいになるため、布団の上や膝の上でつかうことは避けておくべきかもしれない。

上位機種のCPUはクロック周波数が高いだけではなく二次キャッシュも倍の量を搭載し、ビデオカードのメモリも倍搭載しているため、意地でも上位機種を狙って購入したほうがよかったと思い後悔しかけたものの、インストールして使ってみると、さすがに最新機種には目劣りするものの、意外と普通に動くことには驚いた。

以前使っていたMac mini(Early 2009)では10.11をインストールして使うと一つ一つの動作が緩慢となり、ストレスが溜まるくらいであったものの、MacBook Proではストレスが溜まらないことは無いが普通に使える状態と言える。400MHzの差がここまで大きいとは思わないし、ビデオカードの性能の差もここまで大きいとは思えない以上、一体何が違うのだろうか。

前述の通り、最新機種と比較して相当目劣りする部分は多い。YouTubeのフルハイビジョン解像度のVP9動画のデコードは荷が重たいと言える状況であり、そこはさすがに約10年前のマシンであることを感じさせるところである。だが、発売から約7年後にリリースされたOSをインストールして普通に使えるという同機種の将来性には驚くばかりである。

画面が大きくて快適に使えることから、シリコンディスクの搭載や電池の交換など、いろいろ手を加えて持ち歩けるかとは思ったりもする。だが、気軽に持ち歩けるかと言えば、私には残念ながら大きすぎて持ち歩けるとは思えない。

しかも、元々電池がそれほど持たないことや一昔前のノートマシンと比較したら軽いものではあるが(2.5瓩程度)、モバイルノートとして考えると依然重たいことから持ち歩いているとやはり肩がこり、腰を痛めるのでは無いかと思ったりもする。以前はWallstreetを担いでいたりもしたが、今はそういう元気はもう無い。

そう考えると、前述の二次キャッシュとビデオメモリが倍の量搭載されており、画面もさらに大きい17型でも良かったのでは無いかと思ったりもする。

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