NTTドコモ、端末代金一括払いでSIMロックの即日解除対応へ

ドコモ、一括払いでの即日SIMロック解除が可能に – ケータイ Watch

SIMロック解除までの期間を短縮、週末限定割引や「下取りでの実質0円」廃止――総務省が新たなガイドラインを策定 – ケータイ Watch

だーかーらー、顧客は決してキャリアフリーを望んでいるわけではないと思うけどねぇ。

【山田祥平のRe:config.sys】全部入り端末があればこそSIMロック解除に意味がある – PC Watch

端末にSIMさえ装着すれば通信ができる。当たり前のようだが当たり前ではない。なぜなら端末は通信機で、サービスされているネットワークに対応していなければ通信ができないからだ。だからこそ、全部入りの端末が欲しい。SIMロックフリーよりもキャリアフリーの端末だ。

一時期携帯電話のキャリアフリー化に関して議論がなされたことがあったが、現在では消費者の間であっても一部のマニア層を除いてはほとんどそういう話が行われているような感じはしない。

現に、学校や会社内など、周りにiPhoneを持っている人は比較的多いと思われるが彼らがどこでその端末を購入したか聞いてみたらいい。おそらくキャリアの専売店や家電量販店でキャリアロック版を購入したという声が大半であろう。

一部のマニアや海外渡航を頻繁に繰り返す人はAppleからキャリアフリー版を購入したり、過去には国外の業者に改造を依頼してキャリアフリー化を行ったという人も中にはいるかもしれないが、日本国内のiPhone利用者の比率から考えるとごく少数であろう。つまり、日本の携帯電話ユーザの大半は携帯電話のキャリアフリー化を望んでいないと言える。

そこで、そういう議論がなぜ出てきたのかというわけであるが、iPhoneがソフトバンク専売であったころ、当時同社の回線でiPhoneを利用していたユーザがその品質の悪さに不満を持ち始めたことがきっかけと言えるかもしれない。

だが、今ではソフトバンク網の品質は他社には劣るもののある一定の改善は見せており、MNO2社も相次いで販売に乗り出している以上、ユーザが当時のような不満を持つようなことは無くなった。それが過去に一部の携帯電話マニアが煽りに煽ったものの、一般消費者の間でキャリアフリー化に関する要求がなくなった一つの理由と言えるのではないだろうか。

つまり、前述の通り消費者の本当の要求は「ソフトバンク網以外でiPhoneを使わせろ」であり、決して「キャリアの移行を容易にせよ」、「今使ってる端末を国外のキャリアでもそのまま使えるようにせよ」ということではないのではなかろうか。

それと、今では国外ローミング時の通信料の値引きを行うようなサービスをMNO各社が行っていたりするわけであるが、それの価格もまたそこまで高額と言えるものではなく、台湾や香港、大韓民国、ハワイやグアムみたいな日本人に人気の海外渡航先二泊三日程度であれば現地で回線を調達するための手間や必要とされる語学力を考えるとそこまで高額と言えるものではない。そのあたりもキャリアフリー化の要求がなくなった一つの理由といえるではないだろうか。

そういうわけで、現在キャリアはサポートコストを下げることで低価格化を図ったサブブランドMVNOやNTTドコモのようにより安価な料金プランの設定や長期利用者の優遇など価格そのもの下げる施策やauのようなオプションの解除も勧める場合があるなど顧客目線でのサービスの提案みたいな方向へ持って行っているわけであるが、そちらのほうがより消費者の支持を得られるのではなかろうか。

もちろん、頻繁にキャリアを乗り換えたり、海外渡航を行う人向けにキャリアフリーという選択肢を用意する必要性が無いとは決して言わないが、キャリア限定という選択肢付で端末がより安価かつ比較的軽い負担で持てる現状のシステムを廃止することもまた考えものであろう。

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