NTTドコモのフィーチャーフォンを持ち込み新規でバリュープラン契約を行う方法

携帯電話各社がスマートフォンへの乗り換えを後押ししている今日、流行りにつられて、もしくはLINEで情報をやり取りする職場の同僚や友人など、周りの人からの要求でスマートフォンを購入したなんていう人もいるのではないでしょうか。

私の母親もそうではあるものの、前述のLINEで職場の人とメッセージのやり取りをしていたり、ゲームで遊んでいたり、ニュースを閲覧するソフトウェアをインストールしたりと地味に使いこなしていたりするわけですが、誰しもがそういう人ばかりではなく私や私の父親のようにスマートフォンに乗り換えたもののほとんど使いこなせなかったり、もしくはスマートフォン特有の機能をほとんど使っていなかったり、タッチパネルで操作するスマートフォンの操作性や駆動時間の短さに苛立っている人も中にはいることでしょう。

そこで、スマートフォンから以前使用していたフィーチャーフォンに乗り換えたいという人もいるとは思われますが、その際、他社(au、ソフトバンク)では特に問題は無いものの、NTTドコモの場合は以前使用していたり、中古で購入したフィーチャーフォンを単に持ち込んで新規契約、もしくは機種変更を行っても最安値の料金(タイプシンプル バリュー、パケホーダイシンプル、iモード、2年契約で月1,107円)で契約することはできず、割高なベーシックプランの中から料金体系を選ぶ形となります。

契約内容

今回は持ち込み新規契約でバリュープランに契約する形をとりましたが、同じような手順で機種変更手続きも行うことが可能です。

まず、あらかじめ契約する予定のフィーチャーフォンを用意しておきます。これは以前使用していたものでも、中古で購入したものでも構いません。

それと同時に下記条件を満たす端末を購入します。

  1. 技術基準適合証明を取得し、日本で合法的に使用でき
  2. NTTドコモのFOMA網に接続でき
  3. NTTドコモ以外から販売されており
  4. SIMロックやネットワークロックが行われていないキャリアフリーの端末

この条件を満たす端末として比較的安価に手に入るものが。

おそらくこの辺りでしょう。ちなみに、これらの端末はドコモから回線を借り受けているMVNO事業者の回線で問題なく使えることが報告されています。

ドコモMVNO、「@モバイルくん。」に契約してみた

ほかにも、ソフトバンクから販売されたフィーチャーフォンでロック解除ができるもの

や各種キャリアフリーのベーシックフォン、

各種キャリアフリーのスマートフォン

も存在しますが、どちらも比較的高額であることを考えると前述のイーモバイルから販売されたルータがおすすめです。

ほかにも、W-CDMA対応でLTE網にも接続出来るキャリアフリーの端末(LTE端末でFOMA契約のSIMを挿入しても正常に認識されない)でも契約できたという報告もありますが、店舗によっては断られる可能性が高いため、前述の3G端末を購入するほうが確実でしょう。

果たして、ルータのような非音声端末でも音声契約できるのかという疑問もありますが、この件についてNTTドコモの電話窓口で問合せを行ったところ。

Q1. バリュープランは非音声端末でも契約できるのか。
A1. 契約可能。

Q2. その際、音声通話できないことを承知で非音声端末でも音声契約できるのか。
A2. 契約可能。ただ、他社製端末の動作に関してはNTTドコモとしては保証せず、自己責任となる。

という回答(抜粋)を受けたため、契約自体は可能です。

用意ができれば前述のキャリアフリー端末と契約に必要な身分証明書、クレジットカードやキャッシュカードを持って行ってNTTドコモの窓口へ行きましょう。

ただし、現時点では相当なレアケースであるため、多少の問題が起こっても動じないくらいの余裕や時間が必要です。現に、私もバリュープラン契約されていなかったり、その手順を知らず係員が本部に問い合わせて手順を確認していたり、いざバリュープラン契約が行われたものの2年契約が行われていなかったりと結構問題が起こっていました。

ちなみに、他社製端末持ち込みでバリュープランに契約できるという件は店舗や係員によっては全く知らず、割高なベーシックプランでの契約を要求される場合もあるため、

バリュープラン : ご注意事項 | 料金・割引 | NTTドコモ

他社製品の携帯電話機などでドコモのFOMAサービスをご利用いただく場合、ドコモショップ窓口にてご利用中の携帯電話機などご提示いただくことにより、「バリュープラン」での新規契約・契約変更およびプラン変更が可能です。
なお「バリュープラン」の適用には一部条件がございますので、詳細についてはドコモショップスタッフへお尋ねください。

上記Webサイトの上記項目をいつでも携帯電話やスレート型端末で閲覧できるようにしておく、もしくは印刷していつでも提示できるようにしておくとよいかもしれません。

契約に関しては仮に前述のデータ通信専用の非音声端末を持ち込んだ場合、おそらくデータ通信プランを勧められるとは思いますが、今回はフィーチャーフォンでSIMを使用するため、それを押し切って「タイプシンプル バリュー、パケホーダイシンプル、iモード」で契約を依頼しましょう。もしそれでも断られた場合は直接本部に電話で問い合わせを行うように要求しましょう。

おそらくここまでくれば問題なく契約に進めると思われますが、もし問題が起こった場合でも前述のとおり何が起こっても動じないくらいの余裕は必要です。

契約が完了したら、次は使いたいフィーチャーフォンにSIMを挿入して確認しましょう。

フィーチャーフォン P-05C

自局番号が正しく表示されるか。

自局番号確認

iモードに接続できるか。

iモード接続確認

問題なく音声通話ができるか。言うまでもなく、前述のとおりこれらは仮に使用できない場合でも自己責任になります。

ただし、現時点で事実上抜け穴となっているこの方法が今後FOMAの新規契約が打ち切られるまで使えるかどうかはわかりません。

場合によっては音声プランを選択できる端末は音声端末のみとする、キャリアフリー端末でのiモードの契約を不可能とするような条件変更が行われた場合はこの方法による契約は不可能となります。そのため、だれもが救済措置として使えるようこの手段を悪用する、もしくはこの契約に関することでキャリアに対して迷惑をかけることだけは避けてください。

ちなみに、私はあえてこの手段を利用してまでiモード時代のフィーチャーフォンに新規契約する、もしくは機種変更することはお勧めしません。

ガラホ

ドコモ ケータイ | 製品 | NTTドコモ

今ではフィーチャーフォン向けの各種コンテンツサービスは打ち切られていき(特にLINEが打ち切られたのは非常に大きい)、フィーチャーフォンのメーカーによる古い端末に対する保守や修理などの所謂「アフターサービス」も打ち切りへ向かっている以上、これからフィーチャーフォンを購入される場合はAndroid OSを搭載した所謂「ガラホ」と呼ばれる端末への機種変更が今後のことを考えるとよい選択と言えるでしょう。

平成30年3月29日追記

データ通信プランに関して。

前述のデータ通信端末で仮にデータ通信プランに契約するとなると、おそらくこれに契約することになると思われるが。

定額データプラン スタンダード2 バリュー | 料金・割引 | NTTドコモ

今やWiMAXがそれよりも安価な価格で契約できることを考えると、あまり私としてはお勧めできるものではないと思われる。

ただ、WiMAXエリア外でもある程度高速(推定4Mbps程度)に利用でき、通信制限も3日300万パケットによるもの以外存在しないことから、各種固定回線や無線アクセスがエリア外などの理由でどうしてもドコモ網に頼らざるおえない条件下にある場合は契約の選択肢の一つとして考えてもよいのではないだろうか。

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