Windows 95はなぜ爆発的に普及したのか?

Win95はなぜ爆発的に普及したのか? – Togetterまとめ

まず、エロやゲームはありえんやろしねぇ。はじめから娯楽市場への売り込みをかけていたビデオデッキやゲーム機とその商品の特性からして違うし、価格にしてもその当時の感覚からするとまた桁違いに感じられるものでもあったわけで。

そういうわけで、既存ユーザに関しては日本のパソコン需要を支えていたのが「仕事の持ち帰り」ということを考えると「会社で使っているものと同じもの」が必然的に求められてくる。そうなるとPC-98シリーズのシェアが大きくなり、既存PC-98のアップデート需要がまず出てくる。もちろんそういった人々が新規で買うマシンもアーキテクチャが異なる場合があれどもWindows 95搭載機になることは目に見えている。

ちなみに、1995年前後はInternetに接続する商用プロバイダが爆発的に増えだした頃でもある。それ以前はスタンドアロンで使われることが主流であったパソコンもネットワークに接続するという新たな使い方が出てきたことにより、前述の仕事の持ち帰りをはじめとした事務処理やゲーム、そして年賀状の作成以外の新たな可能性が見出させるようになってきた。

しかも、当時のOSとしては安価でかつ比較的使いやすかったことも理由といえ、それに加えてAT互換機の価格が下がってきたことも普及に拍車をかけ、TCP/IPを搭載したことによるInternetとの親和性の向上、さらに前述の既にパソコンを持っているユーザがPC-98でWindowsを使っていることもあり、「困ったときに聞く相手」というユーザコミュニティが既に確立されていることからWindows 95が爆発的に普及したのかもしれない。

ただ、当時のパソコンの価格は普通に使えるものを買うとなると一式30万円程度、下手すりゃ軽自動車が買える程度はしたため、まだまだ「仕事で必要」という人以外に普及していたと言える状況ではない。前述のエロにせよ、ゲームにせよ、そういう仕事で必要となって購入した人々がその合間の息抜きに楽しんでいたようなものであろう。

それが仕事ではなくはじめから「娯楽」を目的としているユーザにまで裾野が広がったのはソーテックが「99,800円のパソコンなんて~」という宣伝を打ち出した約5年後のことであろう。

ソーテック、99,800円と128,000円のデスクトップPC

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